米商務省が10日発表した7月の卸売在庫は前月比1.3%増と急伸し、速報値から改定はなかった。在庫は国内総生産の重要な構成要素で、6月は0.4%増加、7月は前年同月比で5.7%増だった。企業在庫は堅調な国内需要を背景に5四半期連続で取り崩されており、第2・四半期はGDP成長率を0.72%ポイント押し下げた。第2・四半期の経済成長率は年率1.5%だったが、7─9月期の成長率見通しは現在、年率2%を大きく上回るペースで推移している。7月は耐久財在庫が1.1%増加して卸売在庫の急伸をけん引し、非耐久財在庫は1.6%増、石油在庫は6.5%増加した。卸売売上高は前月比0.8%増と持ち直し、6月の2.9%減から反転した。7月の販売ペースで在庫が全てはけるのに必要な期間は1.20カ月と、6月の1.19カ月から延びた。