米商務省が発表した6月耐久財受注速報は前月比+0.3%と、5月の-4.0%からプラスに改善した。製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値は前月比+1.9%と伸びが拡大し、2021年12月以来の高水準を記録、設備投資の堅調さが示された。週次の新規失業保険申請件数は1969年来の低水準となり、労働市場の安定も確認された。今週の連邦公開市場委員会では政策金利の据え置きが見込まれる一方、短期金融市場では4割弱の利上げが織り込まれている。トランプ大統領は金利低下を求める圧力を再びかけたが、最新のインフレ指標は鈍化を示唆し、速やかな利上げの必要性は少ないと見られ、当面の政策据え置きが正当化される可能性が強い。