コンファレンスボードが発表した米6月景気先行指数は前月比マイナス0.2%と、5月のプラス0.1%から3月以来のマイナスに落ち込み、予想も下回った。長短金利スプレッドがプラス0.10と前月同様に大きく寄与したものの、消費者の見通しや建築許可件数などの弱い項目を相殺できなかった。一方、6カ月および12カ月の成長率は安定しており、企業のAI関連設備投資が強いと指摘され、コンファレンスボードは2026年のGDP成長率見通しを前期比年率1.8%から1.9%へ引き上げた。一致指数は114.6と5月の114.4から上昇し、上半期は0.4%成長と前6カ月のプラス0.3%から加速、雇用や個人所得など全項目がプラスに寄与した。これらの結果は、速やかな景気後退リスクよりも緩やかな成長継続を示し、年内の利上げとドル上昇基調を後押しすると見られる。