円は火曜日、対ドルで約40年ぶりの安値に下落し、政府が通貨下落を食い止めるために介入するとの観測が高まっている。前日、円は対ドルで162.41まで下落し、1986年以来初めて1ドル=162円の水準を突破した。日本の片山さつき財務大臣は、政府は通貨を安定させるために必要に応じていつでも適切な行動を取る用意があると改めて表明し、木原稔官房長官は、政府は為替変動に強い経済の構築に取り組み、必要な場合には介入する準備があると述べた。INGのエコノミストらは、日本銀行が4月下旬から5月上旬にかけて、ドル円が160円を超えて取引され始めた際に約700億ドルを売却したと指摘し、162円はもう一つの防衛ラインと広く見られているものの、東京は金曜日の米国の祝日で薄商いとなる市場状況まで、あるいは次の日本の祝日前、例えば海の日の前の7月16~17日のタイミングまで介入を控えることを選ぶ可能性があるとしている。ドルは過去1カ月、トレーダーが今年の米連邦準備制度理事会による利上げを織り込むにつれて強含んでおり、日本銀行は今月、基準金利を1995年以来の高水準となる1%に引き上げたが、依然として米国の金利を大きく下回っており、トレーダーが円を借り入れて高利回り資産に投資するキャリートレードが続いている。