円が約40年ぶりの安値水準に接近している。米国とイランの緊張が安全資産としてのドル買いを支える中、円は1ドル=163.1円で推移。火曜日には163.23円まで下落し、1986年12月以来の安値を付けた。ドル指数は0.06%小幅安の101.05。一方、ブレント原油価格は1.3%超上昇し1バレル=95.31ドルとなった。米国がイランへの新たな攻撃を開始し、フーシ派がサウジアラビアの石油タンカー2隻を攻撃したと主張したことが背景。日本銀行が市場予想よりも早期の利上げを検討する可能性があるとの報道もあるが、円の有意な回復にはつながっていない。アナリストは、ドルが163円を突破したことで日本政府の市場介入の可能性が高まると見るが、当局が強い警告を発していないため、投資家は介入のタイミングを明確に評価できずにいる。