YLGブリオン・インターナショナルは9月10日付の金価格見通しで、前日の金価格が45.90ドル高で引けたと報告した。ドルが約2週間ぶりの安値圏に下落したことが支援材料となったほか、投資家が米インフレ統計を待ち、FRBの政策方向を見極めようとしている。さらに、中国人民銀行が8月に約20.2トンの金を追加購入したことも金価格の支えとなった。22カ月連続の購入となり、2023年以来最大の月間購入量となる。中央銀行の金需要が依然として強いことを示している。ただし、イランがホルムズ海峡付近で船舶10隻を攻撃したと表明し、米国がイランのタンカー5隻を沈没させたことを受けて原油価格が1バレル100ドルを突破したことは、金価格の上昇を抑制する要因となった。投資判断についてYLGは、押し目を待って4,340ドルを割り込まなければリスクを取って買いポジションを開くよう助言した。割り込んだ場合は次の支持線での買いを待つよう促し、4,282ドルを割り込んだ場合に損切りし、4,443ドルを上抜けなければ利益確定売りをするよう指示した。上抜けた場合は4,487ドルから4,511ドルの抵抗線での売りを待ちながら保有を続けることができるとした。