Climate Adaptation & Water
大禹節水2026年中間報告:設計資格が配当を実現、キャッシュフローが核心的試練に
大禹節水は8月25日に2026年中間報告を発表した。同社は「設計主導+全産業チェーン」の連携モデルを軸に、スマート水利と生態ガバナンスという新たな領域で突破を果たし、売上規模は着実に拡大し、資産の質も顕著に改善した。ただし、子会社株式の売却に伴うのれん損失など一時的要因の影響で、親会社株主に帰属する純利益は赤字となり、非経常損益を除く純利益はわずかな増加にとどまり、営業キャッシュフローは依然として純流出の状態にある。報告期間中、同社の営業収入は15億8600万元で、前年同期比24.27%増加した。親会社株主に帰属する純利益はマイナス110万7900元で、前年同期比108.80%減少した。非経常損益を除く純利益は441万3800元で、前年同期比1.55%増加した。営業活動によるキャッシュフロー純額はマイナス5億6900万元で、純流出幅は前年同期比3.59%拡大した。うち、農業水利設計サービス収入は3億6000万元で、前年同期比306.84%の大幅増となり、粗利率は36.81%だった。これは主に淮安水利勘測設計研究院の統合完了により、ダブル甲級設計院の資格優位性が際立ったことによる。スマート農業水利プロジェクト建設収入は9億3700万元で、前年同期比13.28%増加し、粗利率は17.53%だった。農業水利科技販売収入は1億3900万元で、前年同期比36.67%減少した。上半期の新規契約額は21億6600万元だった。利益面では、同社は持分法適用子会社である慧図科技の一部株式を譲渡し、投資収益としてマイナス1923万4700元を計上した。これに非流動資産処分損益などの要因が加わり、親会社株主に帰属する純利益は黒字から赤字に転じた。今後の見通しとしては、「第15次五カ年計画」の開始に伴い、国家水網建設、現代化灌漑区の改修、デジタルツイン水利体系の構築が確実な増分市場をもたらすとみられる。ただし、業界の同質化競争の激化、プロジェクト回収期間の長期化に伴う売掛金管理リスク、原材料価格の変動が粗利益に与える影響には注意が必要だ。