Digital Finance & Tokenization▼impact 4
HarmonyでONE大量不正発行、約31%急落
L1ブロックチェーンHarmonyで8月12日、ネイティブトークンONEが不正に発行されたとみられる事案が発生した。ハーモニーは公式Xで取引所と連携し関連資金の移動阻止や凍結を進めていると発表し、事案に関連する4つのウォレットアドレスを公開、取引所に凍結を要請した。不正発行の規模は確定しておらず、オンチェーン分析者のJuiceberg氏は約40億ONEが生成されうち約28億ONEが取引所へ送られた可能性を指摘、BlockWatchdog氏は約3兆100億ONEと推計しており、両者の推計には大きな開きがある。ハーモニーは追加の不正発行を防ぐ緊急パッチ「Mainnet Release 2026.1.1」を公開し全バリデーターにアップグレードを求め、公式クロスチェーンブリッジも一時停止した。発表時点でバリデーターの53%が緊急パッチを適用しており、ハーモニーはロールバックが「最も支持されている実用的な解決策」だと説明したが実施は決定していない。ONEはインシデント発覚前の8月11日終値約0.187円から12日終値約0.129円まで約31.0%下落し、時価総額も約28億1000万円から約19億3800万円へ約8億7000万円減少した。