日銀、緩和的な金融環境続く中で「機動的対応」の局面継続へ

MacroDigital Finance
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日銀の植田和男総裁は18日の金融政策決定会合後の記者会見で、基調的な物価上昇率が2%に迫る中で政策の「局面が変化した」と語り、2%目標への定着を政策運営の課題に掲げた。日銀は6月に続いて今回の利上げ後も、金融環境は「緩和的」との声明文の表現を維持しており、累次の利上げにもかかわらず金融環境の評価が変わらないことに強い警戒感が出ている。政策金利を6月に1%に引き上げて以降も金融環境は大きく変化せず、予想インフレ率を加味した実質金利は1年や2年で引き続きマイナス圏にあり、株高・円安も緩和的な金融環境の一つとなっている。今回の利上げで政策金利は日銀の自然利子率の推計に基づく中立金利の推計レンジ1.1―2.5%の下限を上回ったが、実際の中立金利まではまだ距離があるとの見方がある。植田総裁は25ベーシスポイントを上回る利上げの可能性について「物価情勢次第で様々な可能性がある」と述べ、「特定のやり方を排除するということを前もって決めるということはできない」と説明した。

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