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米控訴裁、予測市場カルシのスポーツ契約に州規制権を認める判決
米連邦第6巡回区控訴裁判所は25日、予測市場プラットフォーム上のスポーツ関連イベント契約を州が規制する権利を有するとの判決をくだした。予測市場カルシが原告となりオハイオ州とテネシー州当局を訴えていた裁判に関するもので、3人の裁判官からなる合議体は全員一致で、カルシのスポーツ関連イベント契約に対して各州の賭博法を適用することが認められるとの判断を示した。控訴裁は、カルシのスポーツイベント契約はスポーツの試合結果などに基づくものだが、これは直接的な財務的・経済的帰結を伴うイベントとは言えないとして、商品取引所法上の「スワップ」とみなされる要件を満たしていると立証できないとし、さらに仮に当該契約がスワップに該当するとしても、商品取引所法はオハイオ・テネシー両州の賭博法に対して明示的にも黙示的にも優先されるわけではないと二重の論拠でカルシ側の主張を退けた。今回の判決は、カルシに対する規制をめぐる控訴裁の判断の中で第2の州側勝訴となり、8月には第9巡回区控訴裁がネバダ州側の主張を認めた一方、4月には第3巡回区控訴裁がニュージャージー州に関してカルシ側の主張を支持する逆の判断をくだしていた。カルシの広報担当者ダニ・レバー氏は今回の決定に異議を唱え、裁判所の間でも基本的な点について意見が一致していないとコメントした。なお米商品先物取引委員会は「イベント契約」を規制する専属的権限を守るため、これまでに9つの州を提訴している。