Hawkish BOJ board member and market pricing of rate hike suggest higher yields.
日本銀行(BOJ)は、今週ワイオミング州ジャクソンホールで開催される米連邦準備制度理事会(FRB)の年次会議に、BOJの田村直樹理事が代表として出席すると明らかにした。植田和男総裁は他の公務のため出席できない。BOJによると、田村氏は会議中、メディアへのインタビューや記者会見を行わないという。BOJ理事がジャクソンホール会議に出席するのは異例で、通常は総裁または副総裁のいずれかが代表を務める。元商業銀行家の田村氏はタカ派とみなされており、インフレリスクに対応するため、2〜3カ月ごとの利上げを支持する姿勢を示してきた。投資家はまた、新FRB議長ケビン・ウォーシュ氏がジャクソンホール会議で行う初の講演に注目している。アナリストは、ウォーシュ氏の米金融政策見通しに対する姿勢が円相場や債券利回りに影響を与え、BOJの金融政策判断に影響を及ぼす可能性があるとみている。植田氏が今回の会議を欠席したことで、市場は来週ノースカロライナ州アッシュビルで開催されるG20財務リーダー会議に出席するかどうかに注目している。BOJはまだ確認していないが、米財務長官スコット・ベッセント氏はG20でBOJ総裁と会うことを楽しみにしていると述べた。一方、投資家はBOJの政策担当者からのシグナルを評価しており、中央銀行が高まるインフレリスクに対応するため利上げを加速する可能性があるとみている。米国と日本の円相場管理における協力やベッセント氏の姿勢から、市場はBOJが6月の利上げに続き、9月17〜18日の会合で利上げするとほぼ確実視している。エコノミスト調査の大半は、BOJが9月の会合で政策金利を1%から1.25%に引き上げると予想している。BOJの氷見野良三副総裁は木曜日(8月27日)に講演と記者会見を行う予定で、来月の利上げの可能性についてさらなるシグナルを発する可能性がある。
Hawkish BOJ board member and market pricing of rate hike suggest higher yields.