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言及
日銀の審議委員である増田和幸氏は、日銀が経済・物価・金融情勢を見極めながら、政策金利の引き上げと金融緩和の段階的な縮小を続けていく方針を明らかにした。増田氏は9月10日、福井県の地元経済界のリーダーらを前に、今後最も重要なのは基調的な物価上昇率を2%を大幅に超える水準にしないことだと述べた。また、イラン戦争に伴う燃料油や化学品価格の上昇が多くの商品価格を押し上げていると指摘。輸入原材料の輸送費や輸入肥料コストの上昇が食料品価格を押し上げる要因となっており、こうした価格上昇が一時的な影響ではなく、より長期化する傾向にある可能性があり、全体の物価を押し上げるリスクがあるとの懸念を示した。今週発表された経済データは日銀の利上げ観測を裏付けた。第2四半期の国内総生産は、年率換算で第1四半期から1.4%増に上方修正された。一方、7月の賃金は約30年ぶりの高い伸び率となった。増田氏は、日本の大手商社の一つである三菱商事の元幹部であり、6月にも利上げを支持する姿勢を示して市場の日銀政策への期待を高めた。増田氏は来週の金融政策決定会合前に講演する最後の日銀審議委員である。
BOJ signals further rate hikes and reduced easing, pushing JGB yields up (bond prices down).