BNP Paribas SABNP
言及
日米による15年ぶりの協調為替介入で円安投機筋への圧力が強まる中、市場では日銀の追加利上げがなければ円高効果は長続きしないとの見方が根強い。週明け3日のアジア市場で円は対ドルで一時1%上昇し1ドル=155円20銭と約3カ月ぶりの高値をつけ、7月の約40年ぶり安値163円99銭から大きく戻した。HSBCのアジア担当チーフエコノミスト、フレッド・ニューマン氏は「協調介入は強力なメッセージだが、金融政策面での補完的対応がなければ円高効果は一時的」と指摘。日銀は7月会合で物価上振れリスクに重点を置く方針を示し、9月にも追加利上げの可能性を示唆したが、BNPパリバのチャンドレシュ・ジェイン氏は今回の円高局面をドル買い・円売りの好機とみるなど、弱気派は長期的な円安トレンドは変わらないと主張している。