Deutsche Bank AktiengesellschaftDBK
言及
ドイツ銀行のグローバル為替調査責任者ジョージ・サラベロス氏は、先月の日米による円買い協調介入は「効果がなかった」だけでなく「逆効果だった」と評価し、当局が全く介入しなければ円はより上昇していた可能性があるとリポートで述べた。同氏は、米国が日本当局にFRBのFIMAレポファシリティーの利用を促すことで米国債の直接売却を容認していないとのシグナルを送り、日本が割高なFIMA金利でドル資金を借りて介入するとは考えにくく、追加介入のハードルが上がったと指摘した。また、米国の為替市場への参加は実際には介入とは言い難く、SOMAのバランスシートの週間評価額の変化からFRBは介入にまったく寄与していなかったと分析し、過去の日米協調介入では折半が通常だったのとは対照的だと述べた。さらに、日本経済には債務問題がなく、日銀が一般的な中央銀行のように速いペースで利上げを始め、円が低金利通貨でなくなれば最終的に円は上昇するとの見方を示した。