円が1カ月ぶり高値、介入とBOJ利上げ観測で

Digital FinanceMacro
โดย Money & Banking·JP·元記事を読む
要約 · なぜ重要か

円は1%以上上昇し、1ドル=156.34円と1カ月ぶりの高値を付けた。日本が再び市場に介入する可能性があるとの観測や、投資家が日銀(BOJ)が9月の会合で利上げするとの見方を強めたことが背景にある。LSEGのデータによると、円はドルに対して1%以上上昇し、一時1ドル=156.34円と、8月3日以来の高値を付けた。これは、7月31日に米国と日本が協調して円買い介入を行った後だ。日本の財務省は、7月30日から8月26日までの間に円を支えるために過去最高の15兆4000億円(約980億ドル)を投じたと明らかにした。米国は、7月下旬に外貨準備を使って円買いに参加したことを確認したが、その金額は公式には明らかにしていない。一部のアナリストは、円高は日本政府の介入によるものではなく、投資家が9月18日の会合でBOJが利上げするとの見方を強めたことが要因だとみている。BOJの高田創審議委員は水曜日、インフレの高まりに対応するため、中央銀行は段階的に金利を引き上げるべきだと述べた。一方、植田和男総裁はこれまでに、追加利上げの余地を残しているとのシグナルを送っている。INGは、水曜日の円高が実際に介入によるものかどうかは疑問だとしており、その時間帯の外国為替取引に明確な異常は見られなかったと指摘する。円相場の動きは米国債市場にとっても重要だ。日本の投資家は外国人投資家の中で最大の米国債保有者であり、米財務省のデータによると、6月時点で日本の投資家は約1兆1000億ドルの米国債を保有している。アナリストは、円安が長期化すれば、日本の投資家が米国債の保有を減らす可能性があり、債券市場にさらなる圧力がかかりかねないと警告する。INGのグローバル市場責任者であるクリス・ターナー氏は、円高が持続するには、BOJがより明確な金融引き締めシグナルを発信し、日本の投資家が国内に資金を還流させるような新たな措置が必要かもしれないとみている。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げするとの観測は、ドルを円に対して支援する可能性が高く、今後の為替の方向性はBOJとFRBの政策の両方に左右されそうだ。

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