%Germany Government Bond 10Y
DE-10Y
言及
タイ中央銀行(BOT)は、現在の1%の政策金利から追加で利下げを行わない方針を確認した。これは、現在の水準が適切であり、経済危機が発生した場合にはさらに0.5%の利下げ余地が残されているとの判断による。ウィタイ・ラタナコーン総裁は、量的緩和(QE)策はタイでは効果が薄いと述べた。これは、タイの金融システムの構造が主に金融機関に依存しているためである。一方、BOTは、金融機関の復興・発展基金(FIDF)への拠出金の引き下げなどの補完的な手段を検討する可能性がある。この措置は過去に融資金利を0.4%引き下げる効果があった。しかしながら、利下げはタイ経済の真の構造問題、例えば教育の質、高齢化社会、家計の高い負債、汚職などを解決することはできず、これらには政府による本格的な改革が必要である。