Analog Devices IncADI
言及
UBSはNXPセミコンダクターの投資判断を「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価を305ドルから270ドルに引き下げた。中国での自動車在庫調整の可能性とAIデータセンターへの限定的なエクスポージャーを理由としている。同銀行は、今年これまでの中国の乗用車卸売販売台数が23%減、小売販売台数が20%減となった一方、NXPの第2四半期の中国売上高が25%増加したことを指摘し、2027年の調整を前に顧客が過剰なチップ在庫を積み上げたリスクが高まっていると述べた。NXPは売上高の17%を中国から、55%を自動車から得ており、特に影響を受けやすい。一方、AIインフラ収入は2026年に5億ドルを超える見込みで、グループ売上高の約3%に相当するが、競合のインフィニオン、テキサス・インスツルメンツ、アナログ・デバイセズ、STマイクロエレクトロニクスはいずれも10億ドルを超える。UBSはNXPの1株当たり利益が2026年から2029年にかけて年平均18%の成長率にとどまると予想し、同業平均の34%を下回るとした。また、中国の在庫リスクを反映して2026年から2030年の利益予想を5%から9%引き下げた。同社株は2027年予想利益の13倍で取引されており、競合他社に比べ24%のディスカウントとなっており、下値抵抗力は十分にある。