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PCB再び値上げの波、木林森子会社が3度目の価格引き上げ
木林森の完全子会社である新余木林森電子有限公司は、2026年7月7日より全PCB製品の価格を10%から15%引き上げると発表した。これは同社にとって直近で3度目のPCB価格引き上げとなり、前回は6月12日に20%、6月17日にさらに10%の値上げを実施している。同社は、上流の原材料であるガラスクロスが銅張積層板のコストを大幅かつ継続的に押し上げ、供給も逼迫していると説明。第3四半期、第4四半期には板材の不足がさらに深刻化する見通しだ。
最近、PCB業界では値上げの動きが相次いでいる。銅張積層板大手の建滔積層板は年内6度目となる値上げ通知を出し、即日受注分からFR-4製品を15%、CEM-1/22Fを10%、PPを15%引き上げ、銅箔の加工費も上昇している。さらに上流の電子クロスでも同時に値上げが行われ、台湾の電子クロス大手である富喬工業は2026年7月1日より、一般Eガラス電子クロスを一律30%、低誘電率電子クロスを15%引き上げる。
業界では、AIサーバーなどの下流需要が持続的に拡大する一方、上流の増産には長いリードタイムが必要で、中核設備である豊田織機の世界的な納期はすでに18~24カ月に達し、受注は2028年以降まで埋まっているとみられている。需給ギャップは当面続く見込みで、電子クロスの値上げは年末まで続く可能性がある。