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上海市場の上場企業10社余りが「質向上・効率化・リターン向上」2.0計画を開示
上海証券取引所の「質向上・効率化・リターン向上」2.0特別行動の第1弾となるモデル事例が公表され、上海市場の上場企業10社余りが、売上高、利益、研究開発、生産量、自社株買い、配当などの中核指標について数値目標を設定し、具体的な計画を開示した。対象企業には、中国中車、桂冠電力、寧波港、東鵬飲料、金石資源、賽分科技、安徽合力、海爾生物、寧滬高速、老百姓、九州通などが含まれる。このうち寧波港は、2026年の貨物取扱量目標を12億5000万トン、コンテナ取扱量目標を5765万TEUとし、いずれも2025年から引き上げた。賽分科技は2025年を基準に、2026年の売上高成長率25%、純利益成長率33%という目標を掲げた。海爾生物は3年以内に海外売上高比率を2025年の36%から50%以上へ、M&Aによる収益貢献比率を30%から40%以上へ引き上げることを目指す。配当比率の引き上げ、配当回数の増加、増持・自社株買いの実施も多くの企業に共通する選択肢となっており、金石資源や海爾生物などは2026年から2028年までの3カ年の株主還元計画を打ち出した。寧波港、桂冠電力、東鵬飲料はそれぞれ2026年の配当比率を65%以上、70%以上、80%以上とする方針を示し、寧滬高速は年1回の配当を年2回に変更すると明言した。安徽合力は中間配当などを通じて配当回数を増やす計画だ。さらに、複数の企業が投資家との対話回数や形式に関する数値指標を明確にし、ESGの専門目標と実施経路を策定した。寧波港は2026年に独立社外取締役の現地勤務時間を15日以上とするなどのガバナンス指標も提示した。