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カシコン証券、建材セクターの利益回復を指摘 EPGとTOAに注目
カシコン証券は、建材セクターの2026年第2四半期の正常利益合計が22億バーツとなり、前年同期比11%増加したと指摘した。売上高が弱含む中でも粗利益率の上昇が寄与した。一方、季節的要因と休日増加により、前期比では11%減少した。2026年上半期の正常利益合計は48億バーツで前年同期比28%増となり、通期予想79億バーツの61%に達した。2026年第2四半期の総収入は240億バーツで、前年同期比6%増、前期比1%増となった。粗利益率は28.2%に上昇し、前年同期比0.7ポイント、前期比0.3ポイントの改善となった。原油価格に連動する原材料コストの上昇を、販売価格の上昇で完全に相殺できたためである。この原材料は売上原価の35%から45%を占める。販管費の対売上高比率は17.9%に上昇し、前年同期比0.2ポイント、前期比1.8ポイントの上昇となった。物流コストの増加が要因である。この結果、正常利益率は前年同期比0.4ポイント上昇の9.4%となったが、前期比では1.3ポイント低下した。DCCとSCGDのセラミックタイル販売は、民間部門向け収入の比率が高く需要が弱いことから、前年同期比でそれぞれ6%と7%減少した。正常利益もそれぞれ4%と5%減少した。TASCOは、米国とイランの戦争を受けたアスファルト価格の上昇により、収入が前年同期比20%増加し、正常利益は22%増加した。TOAの売上高は、高い市場シェアと在庫積み増しにより4%増加したが、正常利益はミャンマー関連の販管費と費用の増加により3%の増加にとどまった。EPGは最も好調で、米国における断熱材需要により、売上高が9%増加し、正常利益は43%増加した。カシコン証券はセクター全体に対して中立の見方を維持し、個別銘柄選択を重視している。EPGを最有力候補として買い推奨、目標株価6.70バーツ、TOAも買い推奨で目標株価19.0バーツとしている。両社は他社よりも需要が堅調で、EPGは米国の断熱材需要の強さが追い風となる一方、TOAは市場でのリーダーシップにより塗料需要の安定が期待される。