コインベース、量子コンピューター耐性の暗号資産保管体制構築へ

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要約 · なぜ重要か

暗号資産取引所のコインベースは9月22日までに、量子コンピューターによる暗号解読リスクに備え、将来ブロックチェーンが採用するいずれのポスト量子署名方式にも対応できる暗号資産保管体制を開発していることを明らかにした。暗号部門責任者のイェフダ・リンデル氏がマラ財団の動画インタビューで説明した。同社は現在のマルチパーティ計算を使った保管基盤を量子コンピューターによる攻撃にも耐えられるよう改良しており、マルチパーティ計算で対応できない署名方式が採用された場合に備え、ハードウェア・セキュリティ・モジュールと呼ばれる専用機器を使う代替策も検討する。マラ財団によると、同社はこの仕組みを中心に約2500億ドル相当のデジタル資産を保護している。コインベースは7月23日、現在の鍵管理システムCoreKMSが保管資産の約99.9%を保護していると公式ブログで説明し、量子耐性版のPQ-CoreKMSも開発しており、1年以内に複数の場所へ鍵を分散しながら安全に署名できる自動処理基盤を構築する計画だ。続く2〜3年では、量子耐性署名でも完全な秘密鍵を作らずに済むマルチパーティ計算の開発を目指す。

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