Advanced Micro Devices IncAMD
言及
エヌビディアのバリュエーションは7月29日に約4%下落し、2019年以来の低水準に落ち込んだ。直近四半期の売上高は816億ドルと過去最高を記録し、前年同期比85%増となったにもかかわらずだ。現在の株価は予想利益の約22倍で取引されており、ライバルのAMDの約67倍と比べて、この指標ではエヌビディアの方が割安となっている。エヌビディアは2027年までのブラックウェルおよびベラ・ルービン・チップの確定受注が約1兆ドルに上り、ハイパースケーラーのAI支出は2020年代末までに年間3兆ドルから4兆ドルに達すると見込んでいる。しかし、ハイパースケーラーが自社製AIチップを開発しているとの懸念や、エヌビディアがOpenAI向けに最大2500億ドルのデータセンターリース支払いを保証する交渉を行っているとの報道に加え、最大3500億ドルのGPU購入資金調達も取り沙汰され、循環融資への懸念が再燃している。エヌビディアは8月26日に決算を発表する予定で、需要が引き続き堅調かどうか、また今回の売りが買いの好機となったかどうかが明らかになる可能性がある。