CGSI証券は、KCE Electronics Public Company Limited(KCE)の1株当たり利益予想を2026年から2028年にかけて18~35%引き上げ、目標株価を70バーツに修正した。ただし、現在の株価はプリント基板事業の回復をかなり織り込んでいるとの見方から、保有推奨は維持している。今回の予想修正は、販売数量、平均販売価格、およびオペレーティング・レバレッジの改善を前提に引き上げたことによる。CGSIは、サーバー用基板の需要増加と新工場からの生産能力の寄与を背景に、2027年から2028年のPCB売上高予想を12~20%上方修正した。2026年第3四半期の業績について、CGSIはKCEが経常利益4億9500万バーツを計上すると予想している。これは前年同期比70%増、前四半期比105%増となる。売上高は前年同期比25%増、売上総利益率は2026年第2四半期の18.9%から22.5%に上昇すると見込んでいる。新たな生産能力について、経営陣は2026年8月のアナリスト会議で、KCEがPCBの生産能力を月約100万平方フィート、すなわち現在の月360万平方フィートから28%増強する計画を明らかにした。新工場は2028年半ばに生産を開始する見込みで、CGSIは設備投資額を約60億~80億バーツと予想している。これは2026年6月末時点の手元現金17億バーツおよび2026年のEBITDA予想20億5000万バーツと比較すると、投資期間中に追加借り入れが必要となり、配当性向が低下する可能性がある。