CME、ビットコインキャッシュとユニスワップの先物を10月19日に上場へ
米デリバティブ取引所大手CMEグループは、ビットコインキャッシュとユニスワップの先物を10月19日に上場する予定だと発表した。開始は規制当局による審査を前提としている。新たな先物は、流動性の高いアルトコイン市場を対象とした機関投資家水準のリスク管理手段への需要を受けて導入するもので、市場参加者の取引規模に応じ、通常サイズとマイクロサイズの2種類を提供する。ビットコインキャッシュ先物は1契約当たり250BCH、マイクロ版は25BCH、ユニスワップ先物は1契約当たり10,000UNI、マイクロ版は1,000UNIをそれぞれ対象とする。CMEグループの暗号資産商品グローバル責任者ジョバンニ・ビシオソ氏は、暗号資産市場の成熟に伴い、デジタル資産の価格変動リスクに対応するため、より幅広い規制下の金融商品が必要になっていると説明した。CMEグループは現在、ビットコインやイーサリアム、エックス・アール・ピー、ソラナに加え、カルダノ、チェーンリンク、ステラルーメン、アバランチ、スイなどの先物を提供している。
Blockchain.comとNYSE、トークン化米国株・ETF提供で基本合意
暗号資産サービスを手がけるBlockchain.comとニューヨーク証券取引所は9月23日、トークン化された米国上場株式やETFへのアクセス提供に向けた基本合意書を締結したと発表した。計画では、NYSEが開発を進めるデジタル代替取引システムを通じ、Blockchain.comのユーザーがトークン化された米国株やETFを取引できるようになり、実現すれば通常の市場取引時間に縛られない取引が可能になる。NYSEは1月、24時間365日の取引や端株取引、ステーブルコインによる資金供給、オンチェーンでの即時決済などに対応するトークン化証券の取引・決済プラットフォームの開発を発表している。今回の提携には市場データの相互提供も含まれ、NYSEの親会社Intercontinental Exchange傘下のICE Data ServicesはBlockchain.comの暗号資産市場データや分析情報を顧客向けに提供する一方、Blockchain.comはICEとNYSEの一部データフィードをアプリに組み込み、4400万を超える認証済みアカウントにリアルタイムの株式情報を提供する予定だ。両社はサービスの開始時期や対象となる株式・ETF、契約の金銭的条件を明らかにしておらず、サービス開始にはNYSEのデジタルATSの立ち上げと必要な規制当局の承認が前提となる。
バイナンス、司法省のイラン制裁調査のさなかサークルに1億ドルを投資
バイナンスは、ステーブルコインの世界的な拡大を目指す取り組みの一環として、USDCの発行体であるサークルに1億ドルを出資した。株式は5%の割引価格で取得され、ベスティングスケジュールに基づいてロックアップされている。この投資と併せて、バイナンスは新たな5年間の商業契約を締結した。これは、同取引所が自社プラットフォーム上でUSDCを促進することを契約上促すもので、USDCがテザーに対して競争力の劣る市場での競争を支援することを目的とした有償の流通契約である。この動きは、バイナンスがイラン制裁違反の可能性をめぐって司法省の調査を受けているとブルームバーグ・ニュースが報じた中で明らかになった。スコット・メルカー氏は「ザ・デイリー・ウルフ」でこの話を論じ、制裁に関する報道を一蹴し、バイナンスは最も厳しく監視されている取引所の一つであり、制裁対象の政府や団体による取引を故意に仲介することはないだろうと主張した。