Kasikornbank Public Company LimitedKBANK
言及
米連邦準備制度理事会は9対3の賛成多数で政策金利を3.50~3.75%に据え置き、インフレが依然目標を上回っていることから利下げを急がない姿勢を示しました。これを受け市場では年内の利下げ期待が後退し、米国債利回りが上昇、ドル高が進行しました。こうした動きはタイ株式市場を含む世界のリスク資産の重しとなり、タイ証券取引所指数は1600ポイントを割り込み、1598ポイントで引けました。テクノロジー株ではデルタ・エレクトロニクスが21バーツ超下落し264バーツで引け、下落率は7.37%に達し、指数を21ポイント押し下げる要因となりました。銀行セクターは引き続き堅調で、複数の証券会社がカシコン銀行、クルンタイ銀行、バンコク銀行の買いを推奨しています。高金利の継続による恩恵、堅調な収益、割安なバリュエーションが評価されています。外国人投資家はこの日も17億3900万バーツを売り越しましたが、7月1日から30日までの累計では452億4400万バーツの買い越しとなっています。エネルギー株は高止まりする国際原油価格に支えられ、PTT、PTTEP、製油所銘柄が注目されています。クルンシー証券などはFRBのタカ派的なシグナルを受けてポートフォリオの見直しを推奨し、テクノロジー株やREITの比率を下げ、銀行、エネルギー、クオリティ株の比率を高めるよう助言しています。投資家は上場企業の2026年第2四半期決算や、特にインフレと労働市場に関する米経済指標を注視しており、これらが今後のFRBの判断に影響を与える見通しです。