Apple Inc.AAPL
言及
アジアの投資家が大規模なポートフォリオ調整に動いている。急速に上昇し変動性が高まっている人工知能関連株への投資を減らし、銀行株や消費財、中国のインターネット企業、インドネシア、中国、インドの株式など、よりリスクの低いセクターに資金が流入している。フィデリティ・インターナショナル、BNPパリバ・アセットマネジメント、シティグループはいずれも韓国株と半導体株のウェイトを引き下げ、中国株への投資を増やしている。韓国株式市場は今月21%超下落し、台湾株も5%超下落した。一方、MSCI ASEAN指数は今月5.8%上昇し、MSCIアジア太平洋指数が4%近く下落したのとは対照的だ。これにより、ASEAN地域はアジア市場全体をアウトパフォームする勢いで、20年以上ぶりの好成績となる見通しだ。タイ株は今年、政治の安定期待から約30%上昇した。ただし、一部の投資家は今回の資金シフトを短期的なポートフォリオ調整と見ており、長期的なAIの成長に対する強気な見方は依然として根強い。市場が今後注目する重要なポイントは、アルファベット、マイクロソフト、メタ、アップルといった米大手テクノロジー企業の決算と、今後のAI投資支出の方向性だ。