カシコンリサーチセンターは分析記事を公表し、政府が自動車物品税の大規模な構造改革を準備しており、事業者を3つのグループに分けて税率と条件を異ならせる方針を示した。第1のグループは国内に工場を持ち国内生産が可能なメーカーで、今年1月1日に公布された従来の税率を引き続き適用する。税率は二酸化炭素排出量の種類と量に応じて2%から始まるが、ローカルコンテンツの条件はなお検討中であり、40%以上とするか、30%以上としつつイーパワーなどの重要部品を用いるかの2案がある。第2のグループはタイにまだ工場を持たない移行期のグループで、車種に応じて10%台の課税が見込まれる。輸入枠は工場の生産能力の10%以内とし、輸入分を生産で補償する必要がある。例えばBEVを輸入した場合はBEVで1対1、ハイブリッドで補償する場合は1対2の比率で生産する。第3のグループはタイに工場を設置する計画のない完成車輸入、いわゆるCBUの輸入業者で、30%超の高い税率に直面する。カシコンリサーチセンターは、この措置により特に中国からの低価格車を中心に自動車輸入が大幅に減少し、国内の自動車生産が来年は約4.9%の拡大に転じるとの見方を示した。今年は1.8%のマイナス成長が見込まれている。一方、国内の自動車販売台数はかつての80万台から90万台から、年間60万台から70万台の水準に落ち込んでいる。またタイの自動車生産の世界順位は、2013年の9位、過去数年間の10位から、2025年には11位に後退した。中国製のバッテリー式電気自動車はタイの自動車輸入総額のほぼ70%を占め、タイのBEV販売台数は今年、総販売台数の3分の1に達する見通しだ。カシコンリサーチセンターのルジパン・アッサラット副社長補佐は、なお2つの重要点の明確化を注視する必要があると述べた。一つはローカルコンテンツの基準と国内付加価値の評価であり、もう一つはオーストラリアなど主要な貿易相手国の基準に合わせた二酸化炭素排出基準の調整である。