Critical Materials & Supply Chain▲2
キンロス・ゴールド、過去最高のフリーキャッシュフローを達成し成長プロジェクトを推進
キンロス・ゴールドは第2四半期に好調な業績を上げ、49万2000オンスの生産と7億2500万ドル超のフリーキャッシュフローを計上し、通期ガイダンス達成に向けて順調に推移している。同社は27億ドルの現金と19億ドルの純現金を有する強固なバランスシートを維持しており、2025年以降、自社株買いと配当を通じて14億ドルを株主に還元し、フリーキャッシュフローの40%を目標としている。キンロスはグレートベアやロボマルテなどの高品質な成長プロジェクトを推進しており、ロボマルテは金価格1オンス4100ドルで26%の内部収益率と43億ドルの正味現在価値など、強力な経済性を示している。2026年下半期は、コストの高い米国事業の寄与が増えることからコストがやや上昇する見込みで、アラスカの電力コストやネバダの逼迫した労働市場など、インフレ圧力が続いている。グレートベア主要プロジェクトの許認可は依然として重要なリスクであり、2029年後半の初回生産目標を維持するには、2027年春までに影響評価の承認を得る必要があるという厳しいスケジュールとなっている。