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ファンドがNZ国債を大量購入、RBNZの利上げが市場予想より遅いとの見方に賭け
一部の投資家はニュージーランド国債への投資を増やしている。脆弱な景気回復によりニュージーランド準備銀行(RBNZ)が利上げに慎重になり、NZ国債が多くの先進国債を上回るリターンを維持するとの見方に賭けている。NZ国債指数は年初から金曜日までの下落率がわずか0.3%にとどまったのに対し、カナダと米国の国債指数は1%超下落した。英国国債は3%近く下落し、日本国債は4%超下落した。市場はRBNZが今年2回の利上げを実施した後、来年8月までにさらに4回の利上げを行うと予想している。しかしRBNZのカレン・シルク副総裁は、次回の利上げは12月まで行われない可能性があると述べた。またRBNZのプラサンナ・ガイ理事は、政策金利はすでに中立水準にある可能性があるとの見方を示した。ロンドンに拠点を置くインサイト・インベストメントのハーベイ・ブラッドリー世界金利責任者は、残存期間約2~5年のNZ国債が世界の債券市場と比較して最も魅力的なグループに入ると述べた。一方、ウェリントンのハーバー・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、タムシン・ワイルディング氏は、NZ国債が割高になり始めていると警告した。NZの10年債利回りは同年限のオーストラリア国債を30ベーシスポイント超下回っている。NZのインフレ率は依然としてRBNZの目標レンジ1~3%を上回っており、中央値である2%に戻るのは2028年初頭までかかると予想されている。今週発表される経済データでは、エコノミスト調査によると、第2四半期のNZ経済が前年同期比2.2%拡大したことが示される可能性があるが、その後年末にかけて成長は減速するとみられている。