Defense & Geopolitical Fragmentation▼impact 4
ドイツがF126フリゲート計画を中止、欧州防衛株が急落
ドイツが数十億ユーロ規模のF126フリゲート計画を断念するとの報道を受け、欧州の防衛関連株が急落した。この計画は第二次世界大戦後でドイツ最大の軍艦発注だった。最大128億ユーロの契約を主導すると見られていたラインメタルは、日中取引で一時17%下落し、数十年ぶりの大幅安となる見通しだ。代わりにドイツは、ティッセンクルップ・マリン・システムズから小型のMEKO A-200フリゲート8隻を購入する見込みで、同社の株価はこのニュースで急騰した。売りはヘンゾルト、レンク、サーブ、レオナルド、BAEシステムズにも波及したが、欧州市場全体は比較的落ち着いていた。ドイツ国防省は、遅延や予想されるコスト増加、主契約者変更のリスクを理由に挙げ、F126計画では既にソフトウェアの遅れやコスト超過、オランダの造船会社ダーメン・ナーバルとの緊張が生じていたと指摘した。