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INVX、データセンター関連法整備の明確化を指摘 クリーンエネルギー・工業団地株を押し上げ、Selective Buyを推奨
株式・デリバティブ市場ストラテジストのリサーチ部門、InnovestXは、タイを地域のデータセンター拠点にしようとする取り組みが具体化しつつあると指摘した。データセンター事業政策委員会の初回会合で、情報と法令を一元化する「シングルダッシュボード」を加速し、1カ月以内に産業戦略の枠組みを明確にする決議が採択された。電力使用量が2メガワットを超えるデータセンターを工業事業と位置づけ、資源利用料を直接的・間接的な実費を反映するよう設定し、グリーンデータセンターを支援するため厳格なエネルギー条件を定める。具体的には、特定グループ向けの電力料金区分の設定、ネットゼロ目標に対応するためクリーンエネルギー比率を60%以上に義務付け、非常用電源システムの基準を厳格化する。さらに、経済、インフラ、土地・建物、環境を網羅する4つの小委員会を設置し、技術基準を策定する。未着工のプロジェクトが基準を満たさない場合、水と電力の配分を停止する断固たる措置を準備している。InnovestXは、この明確化された政策が2つの主要産業グループに大きなプラスの波及効果をもたらすと評価する。第一にクリーンエネルギーグループで、クリーンエネルギー最低60%の義務化により、選択肢から必須へと転換し、実需が飛躍的に喚起される。第二に工業団地グループで、データセンターを工業事業とすることで、外国直接投資がスマートグリッドや環境管理を備えた有力工業団地に流入し、化石燃料に依存する工業団地を大きく引き離す。したがって投資戦略としてはSelective Buyを推奨し、2つの主要産業グループのリーダー銘柄の積み増しを重視する。工業団地グループでは、Tier 3〜4のデータセンターに対応できる安定したスマートグリッドを有し、多国籍テクノロジー企業との合弁を行い、独自の循環水管理システムを持つAMATAとWHAを挙げる。クリーンエネルギーグループでは、世界的なハイパースケーラーとの直接電力購入契約の進展があり、ESGスコアとグリーン証書が高く、データセンターへの電力供給の安定性を保つため蓄電池システムへの投資を行うGULF、GPSC、BGRIM、さらに高圧送電システムの請負業者であるGUNKULを挙げる。