ベルリンで7月8日から10日まで開催されたWeAreDevelopers World Congress 2026には1万5000人が参加し、ソフトウェア業界の関心が「AIはソフトウェアを構築できるか」から「いかにうまく構築するか」へと移ったことを示した。CEOのSead Ahmetović氏は、昨年のパイロットやプロトタイプから一歩進み、実際のシステム、ユーザー、数字を伴う本番稼働事例が披露されたと述べた。ドイツ連邦デジタル・交通省の後援を受けたこの会議には500人以上の講演者が登壇し、AIの出力評価、自律ワークフローの安全性確保、人間の判断力の維持といった運用上の課題に焦点が当てられた。基調講演では、EntireのCEO Thomas Dohmke氏がエージェント連携のための開発ライフサイクル再構築について、AtlassianのCTO Taroon Mandhana氏が新たなボトルネックとしてのアラインメントについて、Figmaの最高デザイン責任者Loredana Crisan氏が競争優位としてのセンスについて語った。主な発表としては、Entireの分散Gitネットワークプレビュー、Google CloudのCloud Runサンドボックスパブリックプレビュー、Bright DataのScraper Studioなどがあった。同イベントは9月にサンノゼ、11月にベンガルールでも開催される。
メタ・プラットフォームズは9月9日、AIスタートアップのStilla.aiを買収した。エージェント型AI機能を強化し、広告以外の新たな収益化の道を開く狙いがある。同社はStilla.aiのチームと技術を、企業が自社プラットフォーム上で顧客とやり取りするのを支援するMeta Business Agentに統合する計画だ。長期的には、顧客がAIエージェントを使って商品について問い合わせ、価格を協議し、場合によってはエコシステムから離れることなく購入を完了できる姿をメタは描いており、Facebook、Instagram、Messenger、WhatsAppにまたがるAI主導のコマース層を創出する。メタは、Stilla.aiが依然として小規模なスタートアップであり、この取引が短期的に売上高や1株当たり利益に重要な影響を与える可能性は低いと警告した。意味のある取引関連の収益が生まれるまでには、インフラ、製品開発、統合が必要だという。インサイダー・モンキー・データベースによると、第2四半期にメタの株式を保有していたヘッジファンドは254社で、第1四半期末の262社から減少した。一方、8月31日時点の空売り残高は発行済み株式の約1.13%、およそ2881万株だった。