Digital Finance & Tokenization▲
山陰合同銀、地銀初のデジタル社債発行へ
山陰合同銀行は2026年度内にも、地方銀行として初となるデジタル社債の発行を目指すと日本経済新聞が報じた。NTTデータや米Securitizeの日本法人と連携し、中小企業にも活用できる発行基盤を構築する。デジタル社債は証券会社を介さず発行体が投資家に直接販売する自己募集型を採用し、発行額は数億円規模で、個人投資家は1口数万円から購入できる設計を検討している。ブロックチェーン上で発行・管理するセキュリティ・トークンの一種で、事務効率化や小口販売に適しており、通常の社債に比べて手数料負担を抑えられる。地銀13行が参加するNTTデータの基幹システム「地銀共同センター」とSecuritizeの基盤を連携させ、将来的には他の地銀にも展開する方針。山陰合銀は取引先約10社を念頭に、年間計数十億円規模の発行需要を見込んでいる。