Semiconductors▲impact 4
中国が5カ年計画で半導体支援を表明、チップ株が上昇
中国は、2026年から2030年を対象とする電子情報製造業発展計画の第15次5カ年計画を公表し、国内の半導体および先端製造能力の強化を目指している。これを受け、政府が同産業への支援を強化するとの期待から、本日(9月16日)、中国のチップおよび電子機器関連株が上昇した。同計画は、基準を満たす電子情報製造業の大企業が2030年までに合計30兆元(4兆4000億ドル)を超える売上高を達成することを目標とし、業界の研究開発投資を売上高の3.5%に引き上げることも目指している。中国は、集積回路、先端コンピューティング、民生用電子機器、基礎電子機器、パワーエレクトロニクスを重要産業に指定した。半導体に関しては、チップの設計・製造、先端パッケージング・テストから、半導体製造装置・材料、電子設計自動化までを政策が網羅している。中国は、ハイエンドプロセッサ、メモリチップ、アナログチップの進歩を推進したい考えだ。この動きは業界の株価を押し上げ、Cambricon Technologiesは6%急騰し、上海市場に上場するSemiconductor Manufacturing International Corp(SMIC)は4.2%上昇、香港市場上場分は4.4%上昇した。NAURA Technologyは3.8%上昇した。民生用電子機器株も上昇し、Luxshare Precisionは2.7%高、BOE Technologyは2.1%高、Foxconn Industrial Internetは3.2%高となった。Goertekも上昇した。この措置は、中国のテクノロジーセクターが人工知能(AI)と先端製造への投資に支えられている中で講じられた。中国の8月の工業生産は前年同月比5.2%増加し、産業用ロボットとリチウムイオン電池の生産は力強く拡大した。中国政府はまた、中国企業が海外から先端半導体や製造技術へのアクセスに制限に直面しているため、国内サプライチェーンの強化も図りたい考えだ。