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エバースピン、訴訟費用が過去最高売上を圧迫する中で収益転換点に接近
磁気抵抗ランダムアクセスメモリチップを手掛けるニッチ企業エバースピン・テクノロジーズは、時価総額4億ドルで、直近四半期に360万ドル、1株当たり0.15ドルの純損失を計上したものの、収益転換点に近づいている。売上高は前年同期比42%増の過去最高1870万ドルに達したが、アバランチ・テクノロジーが米国国際貿易委員会に提起した特許侵害訴訟に関連する400万ドルの訴訟費用が重荷となった。これらの費用により営業費用は1450万ドルに膨らみ、前年同期比66%増となった。同社は第3四半期も同様の打撃を見込み、売上高1億9500万ドルから2億500万ドル、1株当たり0.05ドルから0.10ドルの純損失を予想している。2026年1月28日に提起されたITC紛争は、こうした案件が通常提起から14~16か月で和解するため、2027年第2四半期まで長引く可能性がある。こうした圧力を相殺する動きとして、エバースピンは米国国防プログラムからの4000万ドルの複数年契約と、航空宇宙・防衛システムにおけるMRAM技術の採用を加速するためのテレダインとの戦略的提携を発表した。これは、前会計年度末の5500万ドルから、年平均成長率15%で、2029会計年度までに売上高1億ドルを目指す経営陣の目標を支えるものだ。