Electrification & Mobility▼2
中国、自動車安全規制で存在感 テスラなど9社が430万台リコール
中国で先週、電気自動車の電源喪失時に車内に閉じ込められる可能性に対処するため、過去最大となる大規模リコールが実施され、テスラ、シャオミ、リープモーターを含む自動車メーカー9社が計430万台を修理すると発表した。この動きは、中国政府が自動車の新たな安全基準の策定を主導しつつある現状を浮き彫りにしており、安全面の懸念から2027年からは格納式ドアハンドルが禁止される。世界最大のEV市場である中国は、新車販売の約55%をEVが占め、これまで欧米が主導してきた世界の自動車安全規制において、まもなく基調を決める立場になる可能性がある。コンサルティング会社ガートナーのペドロ・パチェコ氏は「中国は先端車両技術の規制でリーダーの位置に少しずつ近づいている」と述べ、規制当局は監督を強化し、販売した全てのEVの状態や修理履歴の追跡を自動車メーカーに義務付ける規則を導入している。